【哲学する教育原理(理論と実践の往還)】
初めて教壇に立ったとき、毎日精一杯のその日暮らし。
「明日使えるもの」を探して日々を過ごします。
テクニックの寄せ集めのような感じになるというか。
そのうちに、「自分は場当たり的なことしかできない、コラージュなのでは?」ということに気づいてきます。
そうする中で、著名な実践家の実践や言葉の「シンプル」さが、研ぎ澄まされた結果であることに気づかされます。
今まで自分が「そんな難しいことは、実践には関係ない」と思っていたことが、それらの実践の根底に流れていることを知ります。
その結果、表面をなぞった実践ではなく、自分の実践を、理論や原理を通して見つけ直し、また新たな実践に繋げること、そうして理論と実践を往還されることが、教員としての成長を支えていくのではないでしょうか。
原理を知るということは、そういうこと。だから、難しいけれど必要で、大事なことのの一つ。
だから面白いので、頑張ってトライして、読んでしまいます。
11/26(日) 読了しました