【今を生きる】
大人になると、とにかく様々な場面で「計画性」を求められます。
そして、将来像を持っていることがすごくいいことのように思われる傾向にあるような気がします。
でも、本当にそうなのでしょうか。
子供たちといると、子供は「今を生きているんだなあ」とつくづく思います。
それに対して大人が「先のことを考えて行動しないと」「計画的に」と、とにかくそれをひっくり返そうとする指導する場面って少なくないように思います。
でもでも、学べば学ぶほど、実は「今を生きること」ってすごく大事なんじゃないかと思ってきています。
そう、私たち大人が間違っているんじゃないか？と。実は子供たちはそれを本能的に実践してるんじゃないかと。
そしてその大事を教えてくれるために、今こうして目の前にいるんじゃないか…とも思えてきたりもします。
大学の教育実習では、特別支援学校にも行きました。
その時に、「この子たちは、明日を生きているんじゃなくて、今を生きているんだよ」と、担当の先生が説明してくださったことを、今でもはっきり覚えています。
宮川が特別支援学校に異動したのも、その言葉が引っかかっていたのも一つではあります。
人生って計画的なように見えて、実は一瞬一瞬が連続してあって、まるで足跡のように。
ふりかえったときに、その人の道になっているんだと思います。
計画性から少し離れて、「今を生きる」ことの大事さを、
もう一度感じていきたいものです。
今日は、夜空に浮かぶ月がとてもきれいです。
