【中動態の世界】
完全に自由でもないけれど、完全に強制でもない。
たまに自由に近づき、たまに強制に近づく。
それが中動態の世界を生きるということ。
哲学は、概念を扱うもの。直面した問題に応答するべく、概念を創造していく。それが哲学の営み。その結果として、真理という副産物が得られる。
最後にこれらの記述が載っており、モヤモヤしたものがストンと整理されているような気がしました。
宮川にはこれらをうまく表現することは難しいので書きませんが、うまくいけない、新しいようでどこか自分にあって、はっきりと認知していなかっただけのものに出会ったような感覚があります。
UPDATEの「そもそも」って、本当に「哲学的」ですよね。だから好きです。
11/10(金)300ページ強、読了しました。