【社会的学習理論の新展開】
ついに、ついに、バンデューラ、買いました。
社会的学習理論の中身を見てみると
〇モデリング理論
〇セルフ・コントロール
〇相互決定主義
等々、今の教育にとって必要なものが、散りばめられていると感じます。
小中学校の指導支援を考えていく際には、わりとこちらの社会的学習理論の方がスッキリしていて説明しやすいのでは?と思うこともあります。
コントロール⇒管理、支配、統制
レギュレート⇒調整、調節
といった意味があり、セルフ・レギュレートの方が、自己の様々な要因を調整する、つまり折り合いをつけるというようなニュアンスになるかなと。
セルフ・コントロールをイメージすると、どうしても「高学年にもなったのだから、我慢しなさい。やりたいことがあっても
自分をコントロールすることが大事」というようなイメージに走ってしまうことがあると思います。もちろんそういう場面もあるとは思いますが、「いつ何時もそればかり」になってしまう恐れがあるかと。
実際、私たちでも「疲れたからちょっとコーヒー休憩をしてから…」というような、自己調整が大事になってくるわけで。
そういったものをできるよう目指すというのがバンデューラのさす「セルフ・レギュレーション」なのかなと、感じました。
とにもかくにも、かんなり面白いです。
一気に読んでしまいそうですが、こまめに自己消化してアウトプットしないと抜けていってしまいそうなので、ちょこちょこ書いていこうと思います。