ゆうきのブログ

個人のメモ用の、少し堅めの内容のブログです。

小学校の音楽についてあれこれ①

「リコーダーってなんでするんやろ?」
前から気になっていることです。
調べてみると、
 ・息を吹いて音が出る。そして音が出しやすい。
・穴のふさぎ方でピッチを調整する必要がない(高いミ等は別の話)。
・小さくて扱いやすい。また、安価で壊れにくい。
・フルートやオーボエ等にも繋がっていくので、その入り口の”笛”としては扱いやすい。
等が理由としてあるようですね。
確かに、「他にこれ以上演奏しやすい笛の楽器はあるのか?」と言われると…確かにないような気がします。
「どの子にも、笛が吹けるように」という意図があるんだな、と思いました。
そしてそれに繋がるように、低学年では鍵盤ハーモニカが登場するんですね。
以前より「オルガンやキーボードでよくない??」と思っていたのですが、「息を吹いて音が出る」というところが、3年からのリコーダーに繋がっていくんだなと納得しました。
「リコーダーがどうしても難しい場合は?」
ということですが、学習指導要領には、「リコーダーを扱うこと」という文言はありません。そもそも楽器の指定もありません。ですので、音楽科としての大きな目標である「音楽的な見方・考え方を働かせ、生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質・能力を育む」ことに繋がれば、他の楽器に置き換えても全然いいのではないでしょうか。
細かな目標は、各学年の目標に応じて考えるとして。