【学級経営における学級通信の役割】
一つ、面白い論文を見つけました。
「学級通信って、日々の学級経営にどう関係があるの?」
ということです。
学級通信って、なんだか「自己満足」「本質には関係がない」「余分なもの」というイメージがあるかもしれません。
ただ、読んでみると、学級通信を出している担任が「発行してよかった」という思うことので一番多いのは、「自分自身の成長を感じる」ことでありました。「達成感」はあまり多くありませんでした。
そう、記録として日々こうして書き留めておくことで、後で見返したときに、感じた方や書いている内容の変化を感じたときに、自身が成長したことを感じる、とありました。
あと、書くために良いところを探す傾向になっていることに気づいたとき、自分自身の成長を感じた、ともありました。
あとは、保護者とトラブルになりかけたときに、「先生はいつも一生懸命やってくれている」といったつぶやきも聞かれ、未然に防げたこともあり、「トラブル回避にも役立つ」という効用も指摘されました。
出す人と出さない人にパカッと分かれるようですが、出すことで学級経営や教員自身の成長に繋がったり、トラブルの予防にもなったりするならば、出せるならば出した方がよいかもしれないと思ったりもします。
ちなみに私はわりと好きで、ほぼ毎日出しています。
日々のふりかえりにもなるので、次なるアイディアを出すことにも繋がります。
もはや、学級経営そのものとなってもいいくらいです。