ゆうきのブログ

個人のメモ用の、少し堅めの内容のブログです。

アタッチメントを応用した養育者と子どもの臨床

【アタッチメントを応用した揚陸者と子どもの臨床】

細かい内容は徐々に読んでいくとして、一つに「安心の輪」という図があります。

アタッチメント関係の研究では有名なものの一つですが、その中の一つに

「アタッチメント対象は、子どもより大きく、強く、賢く、そして優しい存在でいよう」

という文言があります。ここだけ読むと、イメージできるようなできにくいような、いろいろな意見を持たれるかもしれません。

「時に厳しく時に優しく、なんでも知っている存在でいよう」という意味なのかと思いがちですが、読み進めるとそんな思いは一蹴されます。

「ここ全て(安心の輪全体)を子供は必要としているのだから、より大きくより強くあることと、優しくあることを、いかに両立するかを知っていることが、養育者に必要な賢さである」

とありました。なんだか考えさせられました…。

 

頭の良さとしての賢さじゃないですよね。

必要なのは、人としての賢さ。

人としての賢さというのは、人として強く優しく、そしてそれを両立することを知っているということ。

子供と接する中で、そうした人としての賢さを備えた人でありたいと思いました。

 

アタッチメントを学んでいるようで、なんだか支援の本質を学んでいるような気がします。。。